part1の記事で10月14日までの記録を記載いたしました。part1の記事も貼り付けておきます。
10月15日で薬浴開始から2週間。時間が経つごとに薬浴を継続するか焦りと迷いが出てきます。
この頃にはいつから薬を薄めて、通常の水に戻していくか…という事をひたすら考えていました。
少し日にちが飛んでいるところがありますが、ご了承ください。
10月19日～10月27日 薬浴から通常の水へ
10月19日、薬浴17日目。この頃には餌も食べて排泄もきちんと行い、特に病状の進行などは見られませんでした。この日を最後の薬浴と決め、ここからは段々と通常のカルキを抜いた水に戻していきます。通常の水に戻した後も1週間ほどは隔離して様子を見たうえで、90㎝水槽に戻す形になります。
万が一再発という事があったとしても、他の魚が過ごしている水槽に病気を持ち込まない為には必要な工程です。薬浴が必要になっても、再び薬を添加してあげるだけで済むので、手間もかかりません。
10月21日には水11ℓ約半量の5ℓの水を抜き、カルキ抜き済みの水を入れてあげました。
23日にもう一度半量の5ℓを21日と同じ様に水換え。これで水槽内の水から薬を抜くことが完了しました。薬は添加する時も抜くときも、ゆっくり時間をかけて行いました。
傷口を観察・撮影する時の環境に関して
極力間近で傷口の撮影をしました。この頃には元気に泳ぎ回るようになっていたため、撮影はかなり難しいものでした。画像で患部を確認した方が分かりやすいため、ポリプテルスには水槽→ビニール袋→底の透明なプラケース（15㎝四方のもの、蓋つき）という移動をしてもらいました。本当によく耐えてくれました。底が透明なプラケースならお腹の様子も見られるので便利です。タッパーも悪くは無いのですが、若干曇った色である事と、タッパー自体の説明が底に記載されている為、様子が分かりにくかったです。
採集した魚を観察するアクリルケースなども百均で見かけましたが、サイズ的に収まらないだろうと断念。ポリプテルス自体がニョロニョロしているタイプの魚なので、多少小さいくらいなら曲がった状態でも収まってくれますが…飛び出す可能性があるため、蓋はいかなる時も必須です。移動すると環境がかわるせいか、暴れるように泳ぐ事もあるので…。プラケース付属の蓋を使用はしましたが、心許なくて適当なビンなどを重石としてよく使っていました。
度重なる移動と、撮影時には水槽用ライトを近づける事、狭い環境になってしまう事から、ストレスを溜めてしまうと思い、プラケース移動後の撮影は長くても10分~20分程度の範囲で済ませるよう心掛けていました。
11月1日 ようやく90㎝水槽へ
18日に薬浴を終了。そこから4~5日かけて薬を抜き、10月末までの二週間はカルキ抜き済みの水のみで隔離を続けました。とにかく観察をして傷口を見ようと必死でした。
撮影した写真を確認し、二週間は余裕をもって経過観察…。というより、写真を確認するも、角度や陰によってはまだまだ傷が深く見えたりして、心配のあまり二週間にまで引き延ばしてしまった状態です。餌を食べている事、排泄が確認できている事、元気そうに泳いでいる事、傷跡が塞がりつつ、鱗等が再生しているように見えた事。これらを踏まえてとりあえずは90㎝水槽に戻してあげました。
戻す段階では最終的に運頼みでしたね。（傷口が完全に塞がる事や、他の魚に病気がうつらない事、最悪全てがリセット状態になる事…）
90㎝水槽移動後
隔離水槽の底が真っ白という事もあったせいか、体色が白に近くなっていました…。
毎日見ていると案外気が付かないものですが、元からいたポリプテルス（右）と一緒になると全然色が違って驚きました。そして改めて90㎝に戻すと、薬浴してたポリプ、結構大きめだったのね…とも思ったり。よくぞ小さい水槽で過ごしてくれたものです。
隔離期間 9月22日～10月31日 1カ月9日
薬浴期間 10月2日～10月19日 2週間と3日 でした。
