お腹に傷が出来たポリプテルス、暫くは水換えのみでしのいでました。
発覚した9/22から現在10/4、あと二日ほどで二週間目の隔離になります。
9月22日~25日まで
発覚当時の22日は隔離して、水10ℓ、塩25gの薄い塩浴にしました。
23日にキューブ状の水槽へ移動。粘液か何かの浮遊物が多く全量水換え。
塩は22日は11ℓの水に塩25gの塩浴。このまま25日辺りまで薄めの塩浴をしていましたが一向に良くならず。
病気か怪我かもわからず、とにかく水換えだけは行っておりました。
9/26~9/30まで
生き物採取系のテレビ番組がアクリルケースを使う理由がわかりましたね。
観察用アクリルケースなら生き物の動きや重さで容器がたわむ事もなく、説明書きなどで生体が見えにくいという事が起こらないので…。タッパーの利点としては蓋が出来るので、飛び出しを防げることと、安価で手に入る事でしょうか。
26日からは塩を入れずにカルキを抜いた水で水換えをしていました。
しかし、段々雲行きが怪しくなってきて…。30日には、これは怪我ではないかもしれないという気持ちと、古代魚なので薬を使う事にかなり抵抗がありました。
泳ぐことも出来ていますし、呼吸も特に荒くないように見えました。
10月に入ってから(某知恵袋にて相談・薬浴開始)
最近は餌も食べていなかったので、生餌を一匹入れてみました。生餌投入は9月30日くらいだったかと。10月1日には食べていたようで生餌の姿はありませんでした。
10月2日、傷の様子は変わらないが、大きなフンはしていました。水換えは引き続き行いました。このあたりからいよいよ限界になり、某知恵袋にて一か八か相談する事に…。
幸い当日中に回答をいただき、「おそらく穴あき等の細菌感染の症状だと思います。怪我には見えないので薬浴が必要」との事でした。
衝撃を受けつつも早めに隔離するという判断はしておいて良かったと思いました。
同居しているポリプテルスにも感染する恐れがありますので…。
さて、手元にある薬はグリーンFゴールド顆粒、エルバージュエース、観パラD、どれを使うのがベストか。穴あきだとしたらグリーンFか観パラDですが、エロモナス系の症状である松かさや穴あきは観パラDの方が効果的という噂も。
再び回答者さんに、手元にある薬剤名を報告し、古代魚に魚病薬の使用は避けた方が良いという観点から、最初は規定量ではなく控えめな分量の投与が宜しいだろうか、という質問を投げかけました。
回答者さんは、「そうですね。古代魚にいきなり規定量の薬品はいれず、まずは半分化それ以下の濃度で様子見。その後大丈夫そうであれば徐々に規定量へ近づける。薬にも慣れてくれるはず。薬はグリーンFゴールド顆粒か観パラD。どちらでも良いが、エロモナスに特化した観パラDをおすすめします。効かなければ薬品を変えてグリーンFゴールド顆粒で…」というお返事をいただきました。回答文は若干変えてあります。
この方のプロフィールを覗きましたが、溢れ出るベテランアクアリスト感…
ポリプテルス飼育者との事で信憑性がありました。カテゴリマスター強し。
某知恵袋、色々と言われていますが、使いようによってはかなり便利で参考になる意見もいただけます。
正直こちらとしては古代魚の病気は初めてだったため、藁にも縋る思いでした。
取り合えず言われた通りに、そして薬の説明書き通りに観パラDを添加。
この水槽の水は11ℓ、観パラDの説明書きでは水10ℓに対し1mlの添加とのこと。
まずはシリンジで0.6ml吸い上げて添加。その後30分置いて0.2ml、また30分置いて0.2ml…
規定量に近づけていきました。幸い朝のうちに水換えを済ませておいたので、綺麗な水での薬浴をすることが出来ました。
10月2日中は観パラDを添加したことで異変は起こりませんでした。
その後、回答者さんにお礼を言いつつ、観パラDを添加したことの報告、水換えについても触れさせていただきました。翌日(10/3)には三分の一~半分ほど水換えをしてあげた方が良いか?それとも、2・3日はこのまま過ごさせた方が良いか?という質問をさせていただきました。
回答者さん「水質悪化の防止の為、今日(10/2)を基準に2・3日に一度、半分から三分の一の水換えをし、換えた水量に対して薬を追加する。」というご回答をいただきました。
もはや言われるがままです。勿論薬の使用に関しては何があっても自己責任として行っています。
質問文や回答文は若干変えてあります。
薬浴開始から翌日
水槽の水は11ℓですが、水換えや薬の計算がしやすいように10ℓとして水換えや薬の添加をしています。この場合ですと約半量の水は5ℓになります。
観パラDは水10ℓに対して1mlと記されています。
5ℓの水に添加すべき観パラDは、単純計算で0.5ml。
カルキを抜いた水に混ぜ入れて、薬入りの水を水槽にゆっくり追加していきます。
水槽に水を足す時には100円均一で販売されている使い捨てのプラスチックコップを使用しました。一杯375mlの物です。
新水の水温が若干高めの31℃だったため、時間を置いて冷まして、カップ2杯ほどいれては30分置いて、2杯入れては30分ほど置いて…をバケツ内の薬入りの水が無くなるまで繰り返しました。
水流に驚いて泳ぎ周りはしたものの、暫くするとのんびりし始めて一安心。
まだまだ粘液のようなものは出ているものの、9月30日などに比べたらマシになってきているように見えました。
ひかりクレストミニキャットを2粒水槽に落としてみるも、やはり食べず。
10月4日、本日の様子(薬浴3日目)
薬浴三日目に突入しました。相変わらず粘液のようなものは浮遊しています。
今日は水換えは無しにして、浮遊物のみ取り除くようにします。
明日また半量の水換えになるかと思います。
少し赤みは引いたように見えますが、人が近くにいるとあまり泳がない事と、いざ泳ぎだすとスピードが速すぎて中々思うように撮影と観察が出来ません…。畳んでいる事が多かった背びれが、きちんと立っているところを目にする時が増えた気がするので、少しは希望が持てるかも…?
ベタのエロモナス症状よりも更に分かりにくく、目安としては餌を食べなくなる事や動きが鈍い事があったら、隔離して塩浴でも良かったかもしれません。エロモナス関連は目に見えて分かるような症状が出てしまうと、既に手遅れになっている事が多いですね…。
水換えもきちんと行って、フィルターも掃除して、餌の食べ残しが無いように少量ずつ与えては食べ残しは速やかに掃除して、ヒーターもつけて水温は一定に…と基礎的な事は行っているつもりですが、何が何やら…。
同居していたポリプテルスは餌も食べて、優雅に泳いでいる事が救いです。
アクアリウム難しい…