アクアリウム ベタ 標本

標本の作製(液浸)1※閲覧注意

今回は液浸標本の作製について書いていきます。標本関係の記事は亡骸の画像や残酷と思えるような表現などがございますので、苦手な方はご注意を。

標本について

標本自体は鯉ベタを亡くした時から考えていました。その時は知識も無く、一般的と思われる土葬にしていました。幸い鉢植えで育てている植物があり、大きめの鉢植えなのでそこに埋めてあげていました。

標本といっても液浸や樹脂、透明標本など様々なものがあります。

液浸ですとホルマリンなどの特別な薬剤が必要ですが、条件的に入手や取り扱いは出来ません。学校の理科室などで見かけるのはこのタイプ。

透明標本は一般家庭でもできない事はないですが、薬剤が高価で、それなりに技術が必要です。骨や血管が薬剤にて色が付けられているタイプですね。水族館やネットショップではよく見かけるようになりましたが、技術も必要な事と薬剤が高価なため、原価+送料+技術料として価格の設定がされているかと思います。メダカなどの小さめの生き物でも4000円ほどはします。小さくて柔らかい生き物ほど、うっかりすると溶けやすいはずなので、対象の生き物が小さくなるほど高価なイメージがあります。

樹脂標本はお土産屋さんなどでも見かけるかと思います。カブトムシなどを封入してキーホルダーにしている物などがありますね。お魚の場合は水分が多く、柔らかいため、固定と脱色の段階で体の色は抜けてしまいます。体の色は着色されている事が殆どだとか。

一回目の標本(メダカ、トラベタ♀※標本画像注意)

一度目は液浸標本を作製しました。メダカとトラベタ♀です。

トラベタ♀(左)メダカ(右)

ざっくりした説明ですが、標本にする対象を希望する形にすることを「固定」と言います。また、お魚は体内の水分が多く、腐敗しやすいため体液を脱水してあげる必要があります。

固定と体内の水分を脱水する薬剤は、ドラッグストアでも入手できるエタノールを使用しました。

亡くなった事を確認したら、汚れても良い容器(私は小さなタッパーを使用)に亡骸を入れます。

そっとエタノールを注いであげて、1日1回エタノールを新しいものに交換し、冷蔵庫にて保存。

これを1週間程続けました。ベタやメダカなどの小さめのお魚であれば1週間もあれば固定と脱水は出来るかと思います。

大きめのお魚であれば余裕をもって2週間程かと。

保存するための容器は熱湯やアルコール、エタノールなどで消毒をしておくと良いです。

エタノールを入れて保存するため、そこまで神経質になる必要はないと思われますが、極力菌は少なくするのに越したことはないです。

ただし生前のように鮮やかな色は抜けてしまいます。目の色も白くなってしまいました…。

保存する液体もエタノールのため、最初から最後までエタノールのみで完成します。

1年に1回くらいは保存液となるエタノールを交換してあげると長持ちしそうですね。

ちなみにトラベタ♀は2021年6月17日に封入。メダカは同年6月1日に封入しました。

製作風景は撮影していなかったため、文章での説明になってしまいました。

エタノール 液浸標本 や、エタノール 固定 などで検索するとブログなどで丁寧にご説明されている方がいらっしゃいます。

3カ月は経ちましたが、カビが生えたりすることもなく、封入時と変わらない状態です。

瓶の丸みでの反射で、写真だと中々確認がしにくいですね。

このトラベタ♀は穴あきで亡くなってしまいました。元々擦り傷のような症状で、亡くなる直前まで穴あき部分は分かりにくい状態でしたが、エタノールで浸けると病状がわかりやすいですね。

文章や画像・動画での記録と共に標本も手元にあると、もし他のお魚が病気になってしまった時などにも対処方法を練る事や、その時のお魚の雰囲気で調子が良いのか悪いのか?前例として似たような病気か?という事を考えられます。

エタノールはお手軽に標本作成してみたい、という方にはオススメの方法です。

液浸に関してはそこまで手間がかかっていないため、記事の内容も控えめとなりました。

今度は樹脂封入標本について書きます。

アイキャッチ画像:https://icooon-mono.com/様の「お魚の骨のフリーアイコン2」を使用させていただきました。

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